今月の主題 カルシウム代謝と骨
座談会
カルシウム代謝と骨
深瀬 正晃
1
,
清野 佳紀
2
,
高岡 邦夫
3
,
松本 俊夫
4
1神戸大学医学部・第3内科
2大阪大学医学部・小児科
3大阪大学医学部・整形外科
4東京大学医学部・第4内科
pp.1559-1575
発行日 1988年9月10日
Published Date 1988/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402221842
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松本(司会) 最近カルシウムおよび骨代謝の分野においても細胞生物学や分子生物学を導入した基礎的な研究の進歩によって,臨床的にも大きな進展が得られています.そこで今日は,この分野の先端で研究をなさっておられる先生方にお集まりいただきまして,特に骨芽細胞,破骨細胞の機能とか,分化に関する最近のトピックについてお話しいただいた後,副甲状腺機能亢進症,悪性腫瘍に伴う高カルシウム血症,副甲状腺機能低下症,ビタミンD抵抗性クル病,腎性骨異栄養症そして骨粗鬆症などの疾患の病態生理,そして診断上の最近の新しい発展とか,トピックについて議論していきたいと思います.
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