今月の主題 リウマチとその周辺
周辺疾患
強直性脊椎炎
辻本 正記
1
1大阪労災病院リウマチ病科
pp.1014-1015
発行日 1988年6月10日
Published Date 1988/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402221711
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強直性脊椎炎(AS)の進行した終末像というべき特有の姿勢はよく知られている.しかし,これに至るまでの症状や経過については,意外と知られておらず,医師の確定診断が遅れている.ASはほとんどが若い男性を侵す慢性進行性の疾患であるので,放置すると,いわゆる身障者をつくりあげ,社会的損失も大きい.
ここでは,ASの診断,症状,経過,治療などについて総説的に触れてみたい.
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