Japanese
English
講座 リハビリテーション医のためのリウマチ・膠原病入門(6)
強直性脊椎炎
Rheumatism and Collagen Disease. 6. Ankylosing Spondylitis.
七川 歓次
1
Kanji Shichikawa
1
1滋賀医科大学整形外科
1Dept. of Orthopedic Surgery, Shiga University of Medical Science.
キーワード:
強直性脊椎炎
Keyword:
強直性脊椎炎
pp.481-486
発行日 1981年6月10日
Published Date 1981/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552104561
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はじめに
強直性脊椎炎は従来稀なものであるとされ,現在でも内科領域ではそのように思われているようであるが,そうではない.我々は全人口に対して0.04%の推定有病率を発表してきた1).これから概算すると,男性の慢性関節リウマチ患者二人に対して強直性脊椎炎の患者一人の割合となるので,稀な病気でないことがわかるだろう.そこで関節炎の患者(よく合併するから)や腰痛の患者の診断に当っては,この病気を絶えず念頭におくべきである.
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