今月の主題 膠原病診療の実際
診断へのアプローチ
多発性筋炎と皮膚筋炎
大島 久二
1
,
木下 眞男
1
,
斉藤 栄造
1
1東邦大学医学部附属大橋病院・第4内科
pp.1372-1374
発行日 1987年8月10日
Published Date 1987/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402221040
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多発性筋炎,皮膚筋炎(PM,DM)は筋力低下を主症状とし,日常生活動作の低下を来し,死亡率も20〜25%と依然高い疾患である.本症は30〜60歳に多く,女性は男性の2倍を占める.臨床的には種々の病態を含むと考えられており,その診断が難しい症例もある.以下本症の診断について述べる.
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