今月の主題 狭心症—各種治療手段の適応
薬物療法
抗血小板薬,抗凝血薬
小笠原 憲
1
,
相澤 忠範
1
1心臓血管研究所
pp.1518-1519
発行日 1986年9月10日
Published Date 1986/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402220524
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抗血小板薬
抗血小板薬は,その作用機序から表1に示すように分類されるが,このうち主として抗血小板作用を期待して使用され,かつわが国で一般に入手可能な薬剤はアスピリン,ジピリダモール,スルフィンピラゾン,チクロピジンの4種であり,前3者についてはいくつかの大規模臨床研究の成績がすでに発表されている.本稿では,各病態別にこれらの成績について概説する.
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