今月の主題 感染症の動向と抗生物質
治療の進歩
結核の短期間治療
相澤 好治
1
1北里大学医学部・衛生学公衆衛生学
pp.1722-1723
発行日 1986年10月10日
Published Date 1986/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402220575
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昭和50年以後,RFP(Rifampicin)とINH(Isoni-azid)を中軸とする強力な治療方式が確立し,肺結核の短期間治療が可能となった.最近,肺外結核に対しても,短期間治療が有効であると認識され,結核治療の短期化が確立した感がある.ここでは肺結核と肺外結核に対する短期間治療の理論と成績を紹介する.
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