今月の主題 狭心症—各種治療手段の適応
一般的治療法
入院中の安静度
住吉 徹哉
1
1国立循環器病センター・内科心臓部門
pp.1496-1497
発行日 1986年9月10日
Published Date 1986/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402220517
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狭心症の内科治療の基本が安静と薬物治療であることは論を待たない.多くの成書が安静の重要性を強調しながらも,その大半を薬物治療の記述に費し,安静について詳細に論じているものは少ない.本稿では,不安定狭心症およびそれに準ずる重症狭心症の入院治療における安静について述べるとともに,狭心症の診断のために施行される運動負荷試験の問題点についても言及したい.
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