臨時増刊特集 エコー法の現況
Ⅱ 診断と治療への応用
A 心エコー法
21.心臓腫瘍
羽田 勝征
1
1東京大学医学部・第2内科
pp.2222-2225
発行日 1985年12月1日
Published Date 1985/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402220057
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心臓腫瘍は心不全,心拡大,心雑音,塞栓症のため,あるいは胸痛,動悸,めまい,不整脈,高血圧などの不定愁訴や所見のためルチンに行われる超音波検査で発見される場合がすべてである.心臓腫瘍の疑いで本法が施行されることはまずない.したがって,超音波検査による心臓腫瘍診断のコツは綿密な観察と深い読みに尽きるであろう.
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