臨時増刊特集 エコー法の現況
Ⅱ 診断と治療への応用
A 心エコー法
22.胸部大動脈瘤
高木 真一
1
1埼玉医科大学・第1外科
pp.2226-2228
発行日 1985年12月1日
Published Date 1985/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402220058
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検査の手順とポイント
①装置 セクタ型電子スキャン装置またはメカニカルスキャン装置を用いる.胸部大動脈瘤はかなり深い位置にあるので,超音波の周波数は2.5〜3.5MHzが適当である.
②アプローチならびに体位 検査をしたい胸部大動脈に応じてアプローチと体位が決まってくる.肋骨,胸骨ならびに肺などが超音波の透過の妨げとなるので,それらをできるだけ避けて胸部大動脈像を得るように努力しなければならない.各部位別のアプローチは次のとおりである.
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