講座 図解病態のしくみ びまん性肺疾患・8
慢性呼吸不全の管理—在宅酸素療法を中心に
橋本 修
1
,
堀江 孝至
1
Shu Hashimoto
1
,
Takashi Horie
1
1日本大学医学部第1内科
pp.1505-1512
発行日 1984年8月10日
Published Date 1984/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402219191
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慢性閉塞性肺疾患(COLD)の患者では肺構造の不可逆的な変化があり,かつこのような変化は進行性である.これらのCOLDの患者の管理においては残存する肺機能の改善,維持に心がけることが大切で,それによって肺病変の進行を最小限にとどめ,かつ肺疾患にもとづく他臓器障害の発生をある程度予防することができる.
今回はCOLD患者の管理,とくに近年注目をあつめている在宅酸素療法を中心にのべてみる.
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