今月の主題 内科医が診る睡眠障害
睡眠障害の治療
慢性心不全の在宅酸素・換気療法
葛西 隆敏
1
,
成井 浩司
1
1虎の門病院睡眠センター
pp.1301-1306
発行日 2007年7月10日
Published Date 2007/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402102828
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ポイント
●睡眠呼吸障害の合併がある慢性心不全患者の予後は不良である.
●睡眠呼吸障害を治療することで心機能そのものの改善も期待できる.
●閉塞型睡眠時無呼吸に対しては,持続気道陽圧(CPAP)の有用性が高い.
●中枢型無呼吸と過呼吸を繰り返すチェーンストークス呼吸(CSR)に対しては,在宅酸素は重要な治療オプションである.
●CSRに対しては,CPAPが有効でない症例も存在する.
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