今月の主題 腎疾患—早期診断から管理まで
質疑応答
プラスマフェレーシスの適応が考えられる腎疾患
塩川 優一
1
Yuichi Shiokawa
1
1順天堂大学・内科
pp.469
発行日 1984年3月10日
Published Date 1984/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402218954
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プラスマフェレーシスは新しい治療方法であり,現在なお研究の途上にある.
しかも,方法は現在急激に進歩しつつあり,そのために,適応疾患,実施法,その他について十分な検討が行われていない現状である.すなわち,実施方法として新鮮冷凍血漿を用いるいわゆる血漿交換(plasmaexchange)より濾過膜を用いる膜濾過法(membranefiltration)へと移りつつある.このような点を考慮しながら,実施すべきである.
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