臨時増刊特集 問題となるケースの治療のポイント
XII.癌
癌の合併症の対策
247.癌性疼痛
水口 公信
1
Tadanobu Mizuguchi
1
1国立がんセンター病院・麻酔科
pp.2654-2656
発行日 1983年12月1日
Published Date 1983/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402218788
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長期間激痛を訴えた症例(図)
症例
U. T.,38歳,男,仙骨脊索腫.
1965年より臀部痛があったが,放置した.3年後,漸次痛みは増悪したため,他医にて腫瘍の摘出術を受けた.その後も腫瘤の再発のため,数回にわたる摘出術が行われた.しかし痛みは緩解しないので,1973年6月当院入院.
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