診寮基本手技
直像検眼鏡の使い方
米倉 修司
1
,
西崎 統
1
1聖路加国際病院内科グループ
pp.686-687
発行日 1983年4月10日
Published Date 1983/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402218247
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入院患者のみならず,外来患者においても眼底所見を見ることはいまやルチンの診察の1つとなっている.ところが臨床研修を始めたばかりの研修医にとっては,患者の眼底所見をなんとか見なければと真剣に努力はしていても,検眼鏡だけを動かしてしまって検者の目がついていかないために,苦労している場面をよく見かける.
直像検眼鏡には国産,外国製と非常に種類は多いが,一般には柄の中に乾電池,あるいは充電可能な電池の入った小型の携帯用のものが便利でよく用いられている.以下,われわれの用いているWelch-Allyn社製の直像検眼鏡をもとに解説する.
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