今月の主題 腎疾患診療のトピックス
薬物療法
抗凝固療法
東條 静夫
1
Shizuo Tohjo
1
1筑波大学医学専門学群・臨床医学系内科
pp.1590-1591
発行日 1982年9月10日
Published Date 1982/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402217916
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腎糸球体障害は,多くの場合免疫学的機序により発症し,その過程において,血液凝固線溶系が補体系,キニン・カリクレイン系とともに密接に関連し,さらに糸球体障害の進展,悪化に際しても,血液凝固線溶系が重要な役割を演ずるものとされている.
かかる趨勢下に,現今諸種の腎糸球体障害に抗凝固・抗血小板療法が試みられている.
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