今月の主題 感染症と免疫
特異的防御機構
ウイルス感染
中尾 亨
1
Tooru NAKAO
1
1札幌医科大学・小児科
pp.240-241
発行日 1982年2月10日
Published Date 1982/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402217626
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ウイルス感染に対する生体の特異的防御機構としては,①局所抗体,②液性抗体,③細胞性免疫,に大別される.
ウイルスが人体に侵入して発症に至るまでの過程として,ウイルスが粘膜に吸着→侵入→成熟・組立て→放出をくり返して増殖していくが,粘膜への吸着,侵入に対して,局所抗体は大きな役割をなしている.
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