今月の主題 出血とその対策
血痰・喀血
診断のすすめ方
副島 林造
1
,
原 宏紀
1
Rinzo SOEJIMA
1
,
Hiroki HARA
1
1川崎医科大学・呼吸器内科
pp.793-795
発行日 1981年5月10日
Published Date 1981/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402217162
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血痰・喀血を主訴として受診する患者は,強い不安感を抱いていることが多く,また少量の血痰でも肺癌の初期症状として,早期肺癌発見の重要な手がかりを与えてくれる場合がある.血痰・喀血患者の診療に際して,出血に対する救急処置はもちろんであるが,出血の原因検索に対しても慎重かつ迅速でなければならない.
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