今月の主題 臨床栄養学—最近の進歩
人工栄養法—経静脈栄養法と経腸栄養法を中心として
癌治療に並行して
日置 紘士郎
1
,
山田 実比古
1
,
山本 政勝
1
Koshiro HIOKI
1
,
Norihiko YAMADA
1
,
Masakatsu YAMAMOTO
1
1関西医科大学・外科
pp.632-633
発行日 1981年4月10日
Published Date 1981/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402217127
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現在癌治療と並行して高カロリー輸液が行われるのは主として,
1)術前術後の栄養状態の改善・維持のため
2)術後の補助的癌化学療法施行時
3)切除不能や再発例に対する寛解導入時などの場合であろう.
そこで,ここでは栄養学的パラメータの推移からみた高カロリー輸液併用の意義について,筆者らの成績を中心に上記の3点について述べる.
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