今月の主題 肺の炎症性疾患—最近の動向
座談会
肺炎の鑑別診断とその扱い方
滝沢 敬夫
1
,
谷本 普一
2
,
吉良 枝郎
3
,
金上 晴夫
4
Takao TAKIZAWA
1
,
Hiroichi TANIMOTO
2
,
Shiro KIRA
3
,
Haruo KANAGAMI
4
1東京女子医科大学・内科I
2虎の門病院・呼吸器科
3自治医科大学・内科
4青山学院大学・理工学部
pp.386-394
発行日 1980年3月10日
Published Date 1980/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402216449
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抗生剤の出現以来,肺炎は昔ほど恐れられることはなくなったが,起炎菌が決定できずに手こずる例も多くなっている.とくに最近増えているマイコプラズマ肺炎や,さらに宿主側の要因による日和見感染症など,まだまだ問題が多い.そこで本欄では原因菌を同定できない時点での鑑別診断および治療薬の選び方のポイントを話していただいた.
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