臨時増刊特集 これだけは知っておきたい治療のポイント 第2集
III.呼吸器疾患
3.喘息治療の問題点
気管支喘息の減感作療法と変調療法
信太 隆夫
1
1国立相模原病院内科
pp.1823-1825
発行日 1978年12月5日
Published Date 1978/12/5
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402208164
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はじめに
最近,種々の対症療法薬がとくにインタールなどの化学伝達物質遊離抑制剤を中心として開発が進み,いわゆる予防薬として使用されるようになってから,一般変調療法に対する考え方もかなり違ってきた.しかし,なお本療法が種々の問題点をかかえながらも必要とされるのは,より本質的な治療,患者の言を借りれば,原因的治療の要求にある.
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