今月の主題 胆道疾患—診療の実際
診療の実際
排泄性胆道造影法
有山 襄
1
,
黒沢 彬
2
,
池延 東男
2
1順大消化器内科
2順大内科
pp.171-173
発行日 1976年2月10日
Published Date 1976/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402206406
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排泄性胆道造影法,すなわち経口胆嚢造影法,静注あるいは点滴静注胆道造影法に関しては多数の報告があり,各造影法の利点,診断能,施行方法,その変法などについてはすでに検討しつくされた感がある7).排泄性胆道造影法の利点は簡便で合併症が少なく,胆道疾患が疑われる患者にroutine検査として行えることであるが,その診断能に限界があることも明らかである.今回は各種排泄性胆道造影法の適応と診断能の限界について述べる.
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