今月の主題 胆道疾患—診療の実際
診療の実際
十二指腸液検査の価値
玉沢 佳巳
1
1岩手医大第1内科
pp.168-169
発行日 1976年2月10日
Published Date 1976/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402206405
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はじめに
胆道疾患診療にあたって,十二指腸液検査の意義は極めて大きい.一般に十二指腸液というものは,胆汁,膵液,十二指腸分泌液および胃液の混合されたものであるが,この十二指腸液検査は胆汁についての検査と同義に用いられている.ここでは十二指腸ゾンデ法(Meltzer-Lyon法)によって採取された胆汁検査について,内科的診療における価値について述べる.
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