今月の主題 意識障害への新しいアプローチ
グラフ
ベッドサイドの意識障害の診かた
本多 虔夫
1
1横浜市民病院内科
pp.29-36
発行日 1975年1月10日
Published Date 1975/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402205729
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意識障害のある患者では正確な病歴が得られにくいために,他の患者にもましてphysical examinationが重要であり,正確な所見の把握が要求される,また意識障害は短時間のうちに死に移行することさえ少なくない重篤の症状であるから.この際にはphysical examinationも手っとり早く行わなければならない.このように見落としなく,短時間で診察を行うためには,ある程度順序を決め,それに従って系統だってみていくことが賢明であろう.
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