今月の主題 下痢と便秘
便秘の診断的アプローチ
ベッドサイドの便秘の診かた
草刈 幸次
1
,
安彦 隆一
1
1聖マリアンナ医科大学内科
pp.1476-1478
発行日 1999年9月10日
Published Date 1999/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402906177
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●「便秘です」と訴える患者の便秘の捉え方をよく吟味して治療の適応を決める.
●便秘を自覚した時期,継続期間,随伴症状の確認をする.
●身体的検査(視診・聴診・触診・打診)に加え,直腸指診を励行する.
●便秘を急性・慢性便秘と,機能性・器質性便秘分類で理解し対応する.
●機能性便秘は弛緩性・痙攣性・直腸型便秘に分けられる.
●器質性便秘との鑑別を兼ねて臨床検査・画像診断・内視鏡検査を併用する.
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