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グラフ
血栓性血小板減少性紫斑病
Thrombotic Thrombocytopenic Purpura:TTP
寺田 秀夫
1
1聖路加国際病院・内科
pp.1542-1543
発行日 1967年11月10日
Published Date 1967/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402201972
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- Abstract 文献概要
本症は1925年Moschcowitzがはじめて報告して以来,現在まで世界で約260例,わが国では20例近くの報告があるが,その本態はなお不明で毒物,薬剤過敏症などが病因としてあげられ,近年は自己免疫疾患や膠原病として取り扱う学者も多く,組織学的には末端細動脈や毛細管に広汎な硝子様血栓がみられ,臨床的には,血小板減少性紫斑病,溶血性貧血,多様な精神症状,発熱,腎障害などを主徴とし,早ければ数週間,大部分は3カ月以内に死亡する比較的まれな疾患である。
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