今月の主題 「考える」診断学—病歴と診察のEBM
考える診断学の実際
見逃してはならない疾患編
血栓性血小板減少性紫斑病
北原 光夫
1
1東京都済生会中央病院内科
pp.1508-1509
発行日 2000年9月10日
Published Date 2000/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402907626
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なぜ正しい診断が重要か
●血栓性血小板減少性紫斑病(thrombotic thrombocytopenic purpura:TTP)の頻度は低く,プロスペクティブ.スタディはなされていないので,データはレトロスペクティブである.
●診断がつかず無治療あるいは的確な治療が行われないと,死亡率は95%にも及ぶ.
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