ファースト・エイド
昇圧剤に反応しないショックの治療
飯田 喜俊
1,2
1阪市大・内科
2淀川キリスト教病院内科
pp.716-717
発行日 1967年5月10日
Published Date 1967/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402201788
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ショックに対する治療として,その原因にもよるが絶対安静とともに酸素吸入,輸液,輸血,昇圧剤,ステロイドなどを用いるのが常識となつている。しかし,これらの治療により,あるいは昇圧剤を増量しても効果が現われず,しだいに症状が悪化していく場合,その他にうつ手はないものだろうか。非可逆的と考えられる患者においてもできうるかぎりいろいろと手段をつくし,なんとか救う努力をはらうべきことはいうまでもない。
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