統計
医師の死因
菅沼 達治
1
1厚生省統計調査部
pp.1525
発行日 1966年11月10日
Published Date 1966/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402201528
- 有料閲覧
- 文献概要
前号では医師(男)の死亡率は,一般国民よりどの年齢層でも低く,平均余命もやや長いことを記しましたが,ここでは医師の死因の特徴についてふれてみましよう。
まず,図に示すごとく医師と一般国民の年齢別にみた死亡数の割合は,両者とも70〜74歳が15%前後でピークを示し,両曲線にはあまり大きな差はみられません。したがつて,死因の比較は表の総数だけを見てもよいと考えられますが,一応60歳を境として比べることにします。
Copyright © 1966, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.