文献抄録
性と医学—JAMA 197:214 (Editorials) July 18, 1966/"初期糖尿病の自然寛解"—Arch Intern Med X 17:769-774 (June) 1966
浦田 卓
pp.1650-1651
発行日 1966年11月10日
Published Date 1966/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402201567
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はじめに:
先年"キンゼイ報告"が発表されるや,世のいわゆる"偽善者"たちはおおいに驚き,やがて没落の運命をたどつた。しかし,キンゼイの報告はどちらかというと性の"社会的側面"を主として客観的に調査研究したものであつた。本年マスターズとジョンソンは,性のオーガズムの前・中・後における性器の生理学的反応を研究して,これをまとめ,"人間の性反応"Human Sexual Responseなる一書を発行した。JAMAの社説欄Editorialsでは,さつそくこれをとりあげて"性と医学"という表題のもとに,その意義を論じた。今回はそれを抄訳紹介することにしたい。(浦田)
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