治療のポイント
筋無力症
宇尾野 公義
1
1東大・内科
pp.212-214
発行日 1966年2月10日
Published Date 1966/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402201178
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筋無力症の本態には,神経筋接合部におけるAcetylcholine(Ach)代謝異常,生化学的中間代謝異常,内分泌代謝異常,炎症ないしアレルギーなど種々の見地から考察が加えられてきたが,最近では自己免疫学的立場よりも再検討されている。
本症の診断は既往,一般理学的所見のほか,運動負荷試験・Tensilon試験・Vagostigmine試験・筋電図所見などから比較的容易である。
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