今月の主題
動脈硬化症—食餌療法から期待し得るもの
高岡 善人
1
1長崎大内科
pp.1312-1316
発行日 1964年12月10日
Published Date 1964/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402200592
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動脈硬化症の食餌因子に対するこれまでの関心は,主として脂肪,コレステロールに向けられ,蛋白,糖質の果たす役割については,いまだに定説がない。しかし脂肪摂取の多い欧米だけでなく,それの少ないわが国の農山村においても動脈硬化性疾患が稀でない点から,とくに食餌蛋白の動脈硬化症における役割を考察してみた。
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