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さまざまな病態における栄養のポイント
肝不全と栄養管理
遠藤 龍人
1
,
鴻巣 正史
2
,
滝川 康裕
1
1岩手医科大学医学部内科学講座消化器内科肝臓分野
2岩手医科大学医学部外科学講座
pp.2346-2349
発行日 2014年12月10日
Published Date 2014/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402200182
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ポイント
◎肝臓は栄養代謝の中心臓器であるため,肝細胞機能障害の程度に応じて各栄養素の代謝障害が生じる.
◎栄養管理では,重症度を的確に把握し,蛋白・エネルギー栄養障害や耐糖能異常,蛋白不耐症の有無を把握して方針を決定する.
◎分岐鎖アミノ酸(BCAA)療法をはじめとする栄養療法は病態の進展や患者QOLを改善するうえで重要な治療法の1つである.
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