増刊号 CT・MRI—“戦略的”活用ガイド
各科に直撃! よくある紹介疾患,紹介前にあるといい検査,紹介後にする検査
泌尿器科
竹島 雄太
1
1東京大学医学部附属病院泌尿器科
pp.330-335
発行日 2014年11月1日
Published Date 2014/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402200082
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泌尿器科における「よくある紹介疾患」とはなにか,当科における紹介疾患の分布を集計した.2014年1〜6月の半年間の紹介受診患者402名を疾患別に分類すると以下の表1のような結果となった.さらにX線・CT・MRI・超音波検査(US)を中心に,造影検査・核医学検査などの画像検査を持参した症例数,当科で追加検査を行った症例数,そのうち検査が重複した症例数をそれぞれ集計し,「あるといい検査」への手掛かりとした.
ただし,全体の印象としてはX線およびUSなどの非侵襲的,かつ診療所などの小規模医療機関でも施行可能な検査の重複が大多数を占めた.そこで,X線・USを除いた検査数・重複数を再集計し,表1に追加した.
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