特集 すぐ役に立つ—呼吸器薬の標準的使い方
座談会
気管支喘息とCOPD—どう薬剤を使い分けるか
蝶名林 直彦
1
,
大田 健
2
,
桂 秀樹
3
,
村松 弘康
4
1聖路加国際病院呼吸器内科
2国立病院機構東京病院
3東京女子医大八千代医療センター呼吸器内科
4中央内科クリニック
pp.1800-1809
発行日 2014年10月10日
Published Date 2014/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402200003
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蝶名林(司会) 呼吸器疾患のなかでも,気管支喘息と慢性閉塞性肺疾患(COPD)は以前から多くの医師が診療にかかわっていますが,COPDは日本ではまだ認知度が低く「健康日本21」の基本方針でも認知度の向上が目標になっています.また,気管支喘息に関しても,GINA(Global Initiative for Asthma)1)や日本の「喘息予防・管理ガイドライン」2)があり数年ごとに改版されていますが一般の先生方には,どう治療してよいかわからないことがあります.今日は両疾患における薬剤の使い分け,またその合併例に対する治療についてもお話しいただきます.
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