今月の主題 内科医のための気管支喘息とCOPD診療
座談会
プライマリケアのための気管支喘息とCOPD診療
巽 浩一郎
1
,
中村 眞人
2
,
桂 秀樹
3
,
磯辺 雄二
4
1千葉大学医学部呼吸器内科
2なかむら医院
3東京女子医科大学八千代医療センター呼吸器内科
4宇井内科クリニック
pp.498-509
発行日 2012年3月10日
Published Date 2012/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402105853
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呼吸器診療におけるcommon diseaseである気管支喘息とCOPD(慢性閉塞性肺疾患)は,ガイドラインが作成され治療のステップは整えられています.しかし,プライマリケアの段階では,限られた設備のなか特にCOPDの診断は容易でなく,高齢者も少なくないなど治療にも苦労が伴います.
本座談会では,開業医として,専門医として取り組んでこられた経験豊富な方々にお集まりいただき,プライマリケアでどこまでできるのか,患者をどのように治療に引き込んでいったらよいのかなど,現場感覚溢れるお話をうかがいました.
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