特集 気管支喘息・COPD診療に強くなる
最近の気管支喘息・COPDの考え方の変化
COPD,気管支喘息の診断に変化はあったか?
巽 浩一郎
1
,
寺田 二郎
1
,
坂尾 誠一郎
1
1千葉大学大学院医学研究院呼吸器内科学
pp.16-19
発行日 2018年1月10日
Published Date 2018/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402225277
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Point
◎COPDの診断には,1秒率<70%に加えてphenotype診断が重要である.
◎気管支喘息の診断は,治療サイクル(評価)のなかに組み込まれている.
◎COPDの診断にあたり,典型的COPDはむしろ少ないことを認識する必要がある.
◎気管支喘息は,喘息症状のtotal controlを目指し,治療の観点から行う.
◎ACOSの診断も治療の観点から行うべきである.
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