特集 いつものアノ病気,アノ状態—“在宅で診るときならでは”の「コツ」!
各論
COPD/気管支喘息
大竹 要生
1,2
1滋賀家庭医療学センター弓削メディカルクリニック
2どらごんクリニック
キーワード:
在宅医療
,
慢性閉塞性肺疾患
,
COPD
,
気管支喘息
,
非がん性呼吸器疾患
,
吸入療法
,
オピオイド
Keyword:
在宅医療
,
慢性閉塞性肺疾患
,
COPD
,
気管支喘息
,
非がん性呼吸器疾患
,
吸入療法
,
オピオイド
pp.454-459
発行日 2025年3月10日
Published Date 2025/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.002576990620030454
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Point
◎慢性閉塞性肺疾患(COPD)や喘息におけるController(主に吸入薬)は予後改善の役割に加えて症状緩和の側面も大きく,増悪を反復する非代償期でも患者のQOLのためにも積極的に勧める.
◎吸入薬の選択は,薬剤分類だけでなく吸気流速や患者特性・補助者の有無から検討し,訪問薬剤師と協働で進めていく.
◎呼吸困難の症状緩和の難易度は決して低くないが,オピオイドに加えて,増悪因子の対応や標準治療の励行,リハビリ・環境調整などで支えることができる.

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