特集 炎症性腸疾患攻略の手引き―これだけは知っておきたい!
炎症性腸疾患の治療―いままでの治療・これからの治療 各種薬剤をどのように使用していくのか?
炎症性腸疾患の治療指針―ガイドラインに基づいた治療法
横山 薫
1
1北里大学東病院消化器内科
pp.1048-1053
発行日 2014年6月10日
Published Date 2014/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402107598
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ポイント
◎本邦にはUCとCDそれぞれに診断・治療指針と診療ガイドラインがあるが,治療内容についてはほぼ同等である.
◎治療指針,ガイドラインとも,治療内容は臨床症状の重症度や病変範囲により呈示されている.
◎治療指針,ガイドラインに沿った治療を行うためには,診断と病状の把握が的確に行われていることが必須である.
◎治療指針とガイドラインは標準治療の呈示であり,治療を行う際の一つの目安である.ガイドラインに固執しすぎることなく,患者の状況に合わせた治療を選択することが必要である.
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