特集 炎症性腸疾患攻略の手引き―これだけは知っておきたい!
炎症性腸疾患の治療―いままでの治療・これからの治療 各種薬剤をどのように使用していくのか?
薬物療法
5-ASA製剤―基本薬剤の使い方に熟知する
樋田 信幸
1
,
中村 志郎
1
1兵庫医科大学医学部炎症性腸疾患学講座内科部門
pp.1054-1056
発行日 2014年6月10日
Published Date 2014/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402107599
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ポイント
◎5-ASA製剤は軽症~中等症および寛解期IBD患者に用いる基本薬剤である.
◎5-ASA製剤は安全性が高い薬剤である.
◎活動期UCの寛解導入療法として,高用量の経口5-ASA製剤が推奨される.
◎活動期UCにおいて経口5-ASA製剤に局所5-ASA製剤を併用すると有効性が高まる.
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