連載 睡眠時無呼吸症診療の最前線・4
循環器疾患とSAS②
成井 浩司
1
,
葛西 隆敏
2
,
富田 康弘
1,3
,
徳永 豊
4,5,6,7
,
津田 緩子
8
,
山越 志保
9
,
百村 伸一
10
,
Peter Cistulli
11,12
,
Glenn Richards
13
,
Ian Wilcox
11
,
Philip Currie
14
1虎の門病院睡眠センター
2順天堂大学循環器内科・循環呼吸睡眠医学講座
3虎の門病院循環器センター内科
4徳永呼吸睡眠クリニック内科
5徳永呼吸睡眠クリニック呼吸器科
6広島大学医学部
7愛知医科大学睡眠科
8九州大学病院口腔総合診療科
9虎の門病院分院呼吸器科
10自治医科大学附属さいたま医療センター循環器科
11シドニー大学
12現オーストラリア呼吸器学会
13レスメド リミテッド(オーストラリアSAS治療機器専業メーカ)
14Cardio respiratory sleep clinic
14Cardio respiratory sleep clinic
pp.1891-1897
発行日 2013年10月10日
Published Date 2013/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402107056
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慢性心不全(CHF)患者に対するASV治療の実際
Richards Adaptive servo ventilation(ASV)の治療コンプライアンスをどのように評価していますか.
百村 われわれの研究結果では,CHF患者におけるASVのコンプライアンスは持続気道陽圧(CPAP)と比べて良いと思います.またコンプライアンスは左室駆出率(EF)の改善に重要なファクターとなっており非常に重要です.その理由に,ASVのアルゴリズムの寄与が大きいと思われます.
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