特集 いま,内科薬はこう使う
代謝・栄養障害薬
スルホニル尿素薬
橋本 尚子
1
,
清野 進
1,2
1神戸大学大学院医学研究科糖尿病・内分泌内科
2神戸大学大学院医学研究科細胞分子医学分野
キーワード:
オイグルコン
,
ダオニール
,
グリミクロン
,
アマリール
Keyword:
オイグルコン
,
ダオニール
,
グリミクロン
,
アマリール
pp.312-315
発行日 2012年11月1日
Published Date 2012/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402106451
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同種薬剤と剤形
スルホニル尿素(SU)薬とは構造式にSU基を含む薬剤である(図1).代表的な薬剤の一覧を示す(表1).オイグルコン®はSU骨格とベンズアミド骨格の2カ所で強力に結合するため,インスリン分泌刺激作用が従来のSU薬と比して強い.一方,グリミクロン®はSU骨格でのみ結合し,インスリン分泌作用は穏やかである.
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