今月の主題 これ血液悪性疾患?自分の守備範囲?―非専門医のための見分け方
血液悪性疾患のフォローアップを依頼されたら
同種造血幹細胞移植後
神田 善伸
1
1自治医科大学附属さいたま医療センター血液科
pp.2184-2190
発行日 2010年12月10日
Published Date 2010/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402104944
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ポイント
★同種造血幹細胞移植後の患者のフォローアップでは専門的な知識が要求される場面があるが,重要なポイントを把握していれば,一般内科医が専門医と連携しながらフォローアップすることは可能である.
★感染症の対策のためには,患者の免疫状態を把握することが重要である.
★慢性GVHD(移植片対宿主病)の診断のためには特徴的な症状を知る必要がある.
★その他の長期合併症や再発のモニタリングについても定期的な検査が求められる.
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