今月の主題 ウイルス肝炎―日常診療のポイント
ウイルス肝炎の周辺知識
肝硬変の病態と治療
玉井 努
1
,
宇都 浩文
1
1鹿児島大学大学院医歯学総合研究科消化器疾患・生活習慣病学
pp.462-466
発行日 2010年3月10日
Published Date 2010/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402104366
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ポイント
★ウイルス性肝硬変は,インターフェロンまたはエンテカビルを主体とした抗ウイルス療法をまず考慮する.
★抗ウイルス療法の効果が期待できないウイルス性肝硬変では,トランスアミナーゼの低下を目指す.
★非代償性肝硬変では,病態に応じた薬物療法・食事栄養療法の選択が重要である.
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