今月の主題 肝硬変update―より良き診療のために
より良き診療のために
肝硬変とは
伊藤 敬義
1
,
井廻 道夫
1
1昭和大学医学部内科学講座消化器内科学部門
pp.1114-1117
発行日 2012年7月10日
Published Date 2012/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402106027
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ポイント
★肝硬変の分類にはWHOの形態学的分類と代償性,非代償性といった機能的分類がある.
★肝硬変の成因ではウイルス性が最も多いが,最近ではNASHの頻度が増えてきている.
★肝硬変診断は臨床症状,血液検査,肝組織検査などから総合的に判断すべきである.
★肝硬変の治療は肝不全治療,合併症治療に加え,栄養療法が重要である.
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