今月の主題 肝疾患の疑問に答える―研修医と内科医のために
病態把握の疑問に答える
肝硬変の病態把握
竹平 安則
1
,
影山 富士人
1
,
室久 剛
1
1県西部浜松医療センター消化器科
pp.1627-1629
発行日 2004年10月10日
Published Date 2004/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402101113
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ポイント
肝硬変は種々の原因による慢性肝疾患の終末期像である.
肝硬変は病理組織学的に慢性肝炎と区別されるが,臨床的には困難なことがある.
肝硬変は画像的に超音波検査およびCT検査が簡便で,その診断と評価に有用である.
肝硬変は腹水や食道胃静脈瘤以外にも多くの合併症を有するが,その程度はさまざまであり,その病態に応じた治療が必要である.
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