今月の主題 苦手感染症の克服
輸入感染症
途上国帰りの発熱
古宮 伸洋
1
1東京都立墨東病院感染症科
pp.622-626
発行日 2009年4月10日
Published Date 2009/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402103865
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ポイント
●途上国帰りであっても,発熱患者への基本的なアプローチは同じ.
●マラリアは治療が遅れると致命的.マラリアの可能性を最優先に考える.
●渡航に関しての詳細な問診が重要.地域はどこか? 都市部なのか,農村部なのか? 旅行のスタイルは?
●潜伏期はどの程度と見積られるのか? 潜伏期で鑑別疾患が絞れる.
●診断の助けとなる随伴症状(呼吸器,消化器症状など)は?
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