今月の主題 輸入感染症
解説
発展途上国に対するわが国の感染症対策
松本 慶蔵
1
Keizo MATSUMOTO
1
1長崎大学熱帯医学研究所臨床部門内科
キーワード:
国際医療協力
,
海外学術調査
,
熱帯地特有疾患
,
AIDS
,
国際的研究者交流
Keyword:
国際医療協力
,
海外学術調査
,
熱帯地特有疾患
,
AIDS
,
国際的研究者交流
pp.829-832
発行日 1992年8月15日
Published Date 1992/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542901168
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発展途上国の感染症は共通の疾患(マラリア,結核,レプラなど)とともに地域特性の高い日本脳炎,オンコセルカ,住血吸虫症などの風土病的疾患がある.これらの感染症の現状を把握しさらにコントロールするための方策(共同研究,現地調査,建物供与など)が実施されなければならないが,わが国の全体的方策は確立されてはいないものの,着実に地道な協力と交流が行われ,近い将来信頼に基づいた協力関係が樹立されるであろう.〔臨床検査36:829-832,1992〕
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