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東南アジア帰りの発熱患者を診たときの感染症について
西條 政幸
1
1国立感染症研究所ウイルス第一部
pp.430-431
発行日 2016年5月1日
Published Date 2016/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543206438
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Q 東南アジア帰りの発熱患者を診たときの感染症について
A 東南アジア帰りの発熱患者を診たときの感染症について解説します.まず,東南アジアでも,日本で流行している感染症の多くは流行していることを理解することが重要です.また,その流行状況も,日本におけるそれらとあまり異なることはありません.つまり,東南アジアから帰国した方が発熱などの感染症症状を呈した場合であっても,日本で発生する発熱患者に対して通常行う病原診断を実施することが重要です.東南アジア帰りの患者の感染症は,日本在住の患者とほとんど同じといっていいでしょう.
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