連載 聖路加Common Diseaseカンファレンス・22【最終回】
―腎臓内科編―急性腎不全と慢性腎臓病:血尿と蛋白尿の診かた
津川 友介
1
,
西﨑 祐史
1
,
小松 康宏
1
1聖路加国際病院腎臓内科
pp.492-499
発行日 2009年3月10日
Published Date 2009/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402103833
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急性腎不全(AKI)の診療 まずはここを押さえよう
①血清クレアチニン値が高い患者を見たら,まずはエコーを当てて,慢性腎臓病(CKD)と腎後性腎不全をルールアウトしよう!
②次に,腎前性腎不全と腎性腎不全のどちらなのか,FENa,FEUNなどで鑑別しよう!
③腎性腎不全だとわかったら,(1)大血管病変,(2)糸球体および小血管病変,(3)間質性腎炎,(4)急性尿細管壊死(ATN;Acute tubular necrosis)の4つのうちどれだろう? と考えよう!
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