今月の主題 訴え・症状から考える神経所見のとり方
すぐ神経内科にコンサルトしたくなる訴え
「ふらつきます」―小脳性運動失調・深部感覚障害など
和泉 唯信
1
1徳島大学病院神経内科
pp.282-285
発行日 2009年2月10日
Published Date 2009/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402103786
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ポイント
●「ふらつきます」と患者が訴えた場合に小脳障害,深部感覚障害,前庭障害に大別して考える.
●問診でこれらを鑑別する情報が得られる.
●問診でストローク(脳血管障害)が疑われる場合はMRIなどの画像検査を急ぐ.
●小脳性運動失調の診察方法は多数あるがスクリーニングで行うものをマスターする.
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